なんじょすっぺぇ～

週末、子供が新聞広告を見ていたら「ゲームソフトが欲しい！」と言ってきた。
「誰がお金出すの？」
「おとーさん」
「やだ」
「・・・・・」
いちいち子供のわがままに出費できません。
「・・・・・。ゲーム売る」
数年前サンタさんからもらったＮＩＮＴＥＮＤＯ－ＤＳ（LIGHTじゃないよ）。
以来、マリオシリーズを中心に１０タイトルくらいはソフトを集めた。



　今回売ることになったのは「ヨッシーアイランドＤＳ」とその攻略本。
普通に売るのでは、子供のタメにならない。
なので、数店から　相見積　を取った。　

Ａ店：　ゲーム　１０００円－５００円（取説フニャフニャなため）＝５００円
　　　　攻略本　　　１０円
　　　　---------------------------
　　　　　　計　５１０円
Ｂ店：　ゲーム　２５００円－５００円（取説フニャフニャなため）＝２０００円
　　　　攻略本　　　－　（取り扱わず）
　　　　---------------------------
　　　　　　計　２０００円
Ｃ店：　ゲーム　５００円
　　　　攻略本　３９０円（定価の３０％らしい）
　　　　---------------------------
　　　　　　計　８９０円
Ｄ店：　ゲーム　１０００円－５００円（取説フニャフニャなため）＝５００円
　　　　攻略本　　１００円
　　　　---------------------------
　　　　　　計　６００円
子供はおいらの行動が理解出来ないようだ。
「お店によって値段が違うのはその店で欲しいかどうか。
　どうしても欲しけりゃチョットは高くても手に入れたいでしょ。
　だから、欲しいところを探してるの」
「（取り説フニャフニャで５００円ダウン）
　もし自分が買うとして、フニャフニャな取り説ならガッカリするでしょ。
　もし、これが綺麗なら５００円下がらなかったのにね。
　だから大切に扱うんだよ」
等々、これを機会に教育？した。

結局は、ゲーム本体をＢ店（２０００円）　攻略本をＣ店（３９０円）で売った。
２３９０円を持って、新聞広告のお店へ。
「売り切れてたりして」
「・・・・・」
店内を物色。『あった♪』
値段は、２４８０円。

「さっき売ったお金はイクラだっけ？」
「にせんさんびゃくきゅうじゅうえん」
「で、これは？」
「にせんよんひゃくばちじゅうえん」
「買えるの？」
「だいちょうぶ！　お金持ってきたから♪」
「いくら？」
「これ♪」
　・・・・・・・　１０円玉４枚　L(・o・)」
「で、いま全部でいくら持ってるの？」
「う・・・・・・んと。。。。
　１０円玉が８枚で、５０円玉が１枚で１００円玉が３枚で、千円が２枚だから。。。
　・・・・・・・・
　・・・・・・
　・・・・
　・・
　・・
　・
　・
　・　　ワカンネー」
「（おいおい。勘弁してくれよ）
　はい。ゆっくり計算しましょう。
　１０円が８枚だと？」
「８０円」
「それに５０円を足すと？」
「１３０円」
「さらに３００円足すと？」
「４３０円」
「おまけに２０００円足すと？」
「２４３０円♪」
「で、このゲーム（2480）は買えるの？」
「あ”っ！」
「いくら足りない？」
「ごじゅうえん」
「で、どうするの？」
「わかんない」
「さっき、ジュース買ったでしょ？　もしあれを買っていなかったら？？」
「　(￣∇￣;)　」
「わかった？　お金はあるだけ使っちゃダメなんだよ」
「わかった」
「はい　５０円。」
「ありがとぉ」


ゲームの販売を通じ、社会勉強させたつもりだったが、これでよかったのか？